1. はじめに

1.1 大会・運営管理

 「全国高校ポケモンユナイト選手権大会 2024 オンライン地区予選」（以下、本大会）は、共催：株式会社ポケモン・日本テレビ放送網株式会社及び同社の委託する企業で構成される大会運営組織（以下、大会運営）が運営および管理を行う。
 大会運営は大会ルールにおいて提起されない問題、または大会ルールを適用することで著しく公平性を欠く結果となる問題に対して裁定権を有する。

 本大会へ参加した時点で、後述の大会規約（以下、大会ルール）に同意したとみなす。

 試合は本タイトルにおける10分のオンライン対戦を指し、マッチはトーナメントにおける勝利チームを決定する対戦を指す。
 本大会で行われるマッチは全て、シングルイリミネーショントーナメント形式のオンライントーナメントである。また、全てのマッチは最大3試合行い、2試合先取勝負(BO3)とする。

2. クライアント

 本大会で使用するタイトルおよびバージョンは、Nintendo Switch版、又はスマートフォン版『Pokémon UNITE（以下、本タイトル）』の最新バージョンとする。

3. 参加資格

 本大会に出場する選手（以下、選手）は、以下の参加資格を満たさなければならない。

a. 日本在住の高校生、通信制高校生、定時制高校生、高等専門学校生、またはこれらに準ずる教育機関の生徒であること。
b. 大会規約に同意し、遵守すること。
c. 生年月日が2004年(平成16年)4月2日から2009年(平成21年)4月1日であること。
d. 2024年8月4日(日)に開催予定の「全国高校ポケモンユナイト選手権大会 2024 オフライン全国大会(日本テレビにて開催予定のオフライン大会)」に参加が可能なこと。
e. 本大会に応募する時点で、保護者及び在籍する学校より参加承諾を得ていること。
f. 大会運営が提示を求めた場合に指定する書類および書類の写しを提出できること。
g. 大会運営が提示を求めた場合に公的機関の発行する身分証明書を提示できること。
h. 日本語での読み書きを用いたコミュニケーションが可能であること。
i. 大会運営が指定するアプリケーションを導入し、大会運営と意思疎通が取れること。
j. 本大会の大会運営に所属していないこと。
k. 各地区大会には大会運営の指定する都道府県に所在地を持つ1つの教育機関に在籍していること。
また、通信制高校の場合は在籍する教育機関の代表の所在地(本キャンパス/本校)で地区の振り分けを行う。
   ⅰ. 北海道・東北・北陸・甲信越 地区
 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県
   ⅱ. 関東 地区
 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
    ⅲ. 東海・関西 地区
 岐阜県、静岡県、愛知県三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
   ⅳ. 中国・四国・九州・沖縄 地区
 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

4. 大会形式

4.1 エントリー

a. エントリーは、すべて「全国高校ポケモンユナイト選手権大会 2024 オンライン地区予選」エントリーサイトにて行う。
b. 本大会に参加する選手は大会ルール「3. 参加資格」を満たさなければならない。
c. エントリー後は、運営事務局からの要請がある場合を除き、大会が終了するまでゲーム内の名前を変更してはならない。
d. 運営事務局はゲーム内の名前について変更を要請でき、選手はその要請に従わなければならない。
e. 定員を超えた場合、チームは抽選によってランダムに選ばれる。
f. 当選チーム確定後に欠場チームが出た場合でも再抽選は行わない。
g. エントリー締め切り後の登録情報の変更は、認められない。

4.2 進行

a. 本大会は6月15日(土)から6月16日(日)にかけて進行される。
b. 本大会のエントリー受付期間は、5月7日(火)17:00〜6月12日(水)23:59である。
c. 本大会の当選発表は、6月13日(木)17:00頃(予定)大会サイトにて発表を行い、その後順次大会登録時のメールアドレスにて当選案内を行う。
※エントリー受付期間及び当落発表日は延長される場合があり、その際は大会サイトや大会Discordサーバーでお知らせを行う。
d. 本大会はあらかじめ大会運営により設定された地区毎の予選である。
また、各地区のエントリー上限は最大256チームとする。
   ⅰ. 北海道・東北・北陸・甲信越 地区
 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県
   ⅱ. 関東 地区
 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
    ⅲ. 東海・関西 地区
 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
   ⅳ. 中国・四国・九州・沖縄 地区
 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

e. 6月15日(土)では、各地区を4つのブロック(64チーム)に分け、各ブロック(64チーム)の勝利チーム(合計4チーム)を決定する。
f. 6月16日(日)にて各地区の準決勝戦及び決勝戦を行い、8月4日(日)に行われるオフライン全国大会への出場権利を持つ、地区代表チームを決定する。
   ⅰ. 6月15日(土)の各ブロック(64チーム)の勝利チーム(合計4チーム)決定後、該当チームに所属する選手は大会終了1時間以内に個人情報の提出を行わなければならない。
    ⅱ. 学生証
    ⅲ. 学生証以外の身分証明書(健康保険証/パスポート等)
    ⅳ. 顔写真(サングラス/マスク等で顔が本人と認識できない状態でないこと）
 参加資格を満たさない選手が在籍していた場合は該当チームを失格とし、順位の繰り上げを行う。
g. 失格チームの所属していたグループにて準優勝となったチームを繰り上げ対象とし、繰り上げ対象チームに所属する選手は決勝戦終了後の2時間以内に個人情報の提出を行わなければならない。繰り上げる対象チームが参加の拒否または、参加資格を満たせなかった場合繰り上げは行われない。
h. 6月16日(日)進出チームには、繰り上げとして8月4日(日)に行われるオフライン全国大会への出場権が付与される場合がある。その場合6月28日(金)までにオフライン全国大会運営事務局より通知が行われる。

4.3 マッチ形式

a. 試合はすべて、大会用のカスタムロビーを使用する。
b. 各試合のルーム作成から試合開始までの手順は大会運営のアナウンスに従う。
c. 試合は「テイア蒼空遺跡」を使用して行う。
   i. 「テイア蒼空遺跡（ドラフトモード）」は使用しないこと。
d. 以下の大会用のカスタムロビー機能を選択して試合を行う。
　　■ 全もちもの：グレードMAX
　　■ もちもの：全開放
　　■ ユナイトライセンス：全開放
　　■ バトルアイテム：全開放
　　■ 使用サーバー：AS02
e. もちもの：使用制限なし
f. バトルアイテム：使用制限なし
g. ポケモン：
 ⚫︎オンライン地区予選大会
EXポケモン【ザシアン、ミュウツーX、ミュウツーY、ミライドン】は各チーム「１匹のみ」選択可能とする。
2024年5月7日(火)時点で実装されているポケモンは全て使用可能（問題が発生した場合、大会運営の判断によりポケモン・わざの選択及び使用を制限する場合がある）
※2024年5月8日(水)以降に実装されたポケモンは使用不可とする。
 ⚫︎オフライン全国大会
EXポケモン【ザシアン、ミュウツーX、ミュウツーY、ミライドン】は各チーム「禁止」とする。
2024年6月30日(日)時点で実装されているポケモンは全て使用可能（問題が発生した場合、大会運営の判断によりポケモン・わざの選択及び使用を制限する場合がある）
使用ポケモンの選択に関しては全国大会特別ルールを適用する。詳細は大会ルール「6-g.全国大会特別ルール」を参照

h. ポケモンサポートメダル：使用不可
i. 同一のマッチであっても試合間のポケモン及びバトル準備（バトルアイテム、もちもの、技セット、ホロウェア）、出場選手は変更可能とする。
 大会運営がやむを得ないと判断した場合、これらのマッチ形式が変更となる可能性がある。
 上記マッチ形式に基づかない試合が開始されようとしていた又は開始された場合には、速やかに「13.再試合の判断」を確認の上、Discord上にて大会運営まで報告すること。

4.4 チーム・選手

a. チームはリーダー・サブリーダーを含む5〜6名の選手により構成されていること。
b. リーダー・サブリーダーは大会当日の参加意思表明、試合結果の報告、大会運営との連絡作業を担うこと。
c. 試合にはチーム内から5名の選手が出場すること。
d. 選手は同時に複数のチームに所属しないこと。
e. 登録選手名はゲーム内トレーナー名と合わせること。

• 大会当日はゲーム内トレーナー名と申請時の登録選手名を一致させること。
  
• 事前のエントリー情報と一致が確認されない場合は大会運営による協議のうえ、出場可否を決定する。
  

5. チーム名・トレーナー名

 選手は、大会サイトに登録するトレーナー名及びトレーナーIDをゲーム内のものと一致しなければならない。また、下記の禁止条件に該当しないトレーナー名、及びチーム名を決定しなければならない。それに該当する場合、大会運営はトレーナー名、及びチーム名を編集する権利を有する。
 選手は大会運営にトレーナー名の変更を指示された場合これに従わなければならない。
また、それによる負担は選手自身で負担するものとする。

a. 第三者権利に保護されている場合、また選手が書面上の許可を得ていない場合。
b. 何らかのブランドと類似または一致している場合。
c. 本人を除いて現実の人間と類似または一致している場合。
d. 法令または公序良俗に反する場合。
e. 商用（例：製品名）または、中傷、軽蔑、攻撃性、卑猥、わいせつ、憎悪扇動、マナー違反などの要素を含むあらゆるチーム名、トレーナー名は禁止する。上述の条件を回避するために代わりのスペル、無意味な文字列、間違ったスペルを使用することも違反である。
f. 上記の他、大会運営により不適切であると判断された場合は必要であれば大会運営は上記の禁止条件を拡大、変更、取り換える権利を有する。

6. 2024年8月4日(日)に行われる「全国高校ポケモンユナイト選手権大会 2024 オフライン全国大会」について

a. 本大会にて、各地区の優勝したチーム(計4チーム)に対し、出場資格が与えられる。
b. 原則的にチームは、本大会にて優勝となった時点から、2名までのメンバー変更まで認められ、特別な事情や理由を除き、3名以上のメンバー変更は認められない。
c. メンバーを変更する際は原則7月5日(金)までに大会運営までに申請を行うこと。
d. 大会運営より、出場チームに対して交通、宿泊費が支給される。
e. 日本国内で開催予定となっており、参加チームのリーダー、もしくは代表者に対し、後日詳細な日時、場所等についての通知が行われる。
f. 本項目に記載されている内容は社会情勢等を考慮し、変更となる場合がある。
g. コントローラーの使用に関しては純正のNintendo Switch Proコントローラーのみ使用が可能となる。また、実際にゲームをプレイする様子が配信されるにあたってポケモン以外の作品がデザインされているNintendo Switch Proコントローラーの使用は認めることができない。
h. 8月4日(日)開催予定の全国大会の全てのマッチは全国大会特別ルールが採用される。

⚫︎オフライン全国大会特別ルールとは
チームが1つのマッチ内で使用ポケモンを選択する際に、同一ポケモンを2回以上選択できないルールとなる。ただし、BO5の5試合目に限り、使用するポケモンの制限が解除され、EXポケモン以外の全てのポケモンが使用可能となり、1〜4試合目で選択したポケモンを再び使用ポケモンとして選択することができる。
※ストライク/ハッサムは全国大会特別ルールにおいて、同一ポケモンとみなす。
例：チームAが1試合目に【ピカチュウ/フシギバナ/リザードン/カメックス/ラプラス】を選択した場合、2試合目にチームAは、1試合目に選択した【ピカチュウ/フシギバナ/リザードン/カメックス/ラプラス】の選択が禁止される。
チームAが1試合目に【ピカチュウ/フシギバナ/リザードン/カメックス/ラプラス】を、2試合目に【ブラッキー/エーフィ/リーフィア/グレイシア/ニンフィア】を選択した場合、3試合目にチームAは、1試合目に選択した【ピカチュウ/フシギバナ/リザードン/カメックス/ラプラス】と、2試合目に選択した【ブラッキー/エーフィ/リーフィア/グレイシア/ニンフィア】の選択が禁止される。

7. 公式配信

a. 本大会では、カスタムバトルの「観戦」を使用し、配信を行う。
b. 配信試合に選ばれた参加者は、大会運営の指定するロビーへ速やかに入室しなければならない。
   ⅰ. 配信試合に選ばれ大会運営から指示が行われていたにもかかわらず開始された試合は無効となる場合がある。
c. 全ての選手は、大会で行われる試合の全ての内容が、ストリーミング放送及び、報道並びに情報メディアにおける商業的利用に同意したものとする。
d. 大会参加者に対してインタビューが行われる場合がある。全てのチームはこれに応じなければならない。

8. 個人配信

 本大会の試合映像を撮影、配信する際には株式会社ポケモンが規定する「Pokémon UNITEの動画や静止画の利用に関するガイドライン」（https://www.pokemonunite.jp/ja/news/13/ ）を遵守すること。
 選手による配信は本大会の試合に関係するゲーム映像に5分以上のディレイを挿入すること。
 ディレイが挿入できない場合は配信を中止しなければならない。また、大会運営は個人配信を行う選手に対して、配信停止やディレイ挿入の指示ができるものとする。個人配信の録画の公開については制限を設けないものとする。

9. 注意事項

a. 試合中のボイスチャットの利用は可能とする。
b. 試合結果の報告にはスクリーンショットまたは画像の提出が必要となるため、選手は大会中に行われる各試合結果のスクリーンショットまたは画像を提出できるようにしなければならない。

• 大会運営は選手用のボイスチャットツールの準備を行わないため、各チームで準備すること。
  
• 原則試合中のボイスチャットには、試合に出場する選手5名のみ通話に参加すること。
  

10. 大会公式Discordサーバー

a. 大会進行はチャットアプリケーション『Discord』を用いて行われる。
b. Discord上では大会進行に関する重要な連絡が行われるため、事前にインストールやアカウントの作成を行い、動作確認を行うこと。
c. リーダー・サブリーダーは大会運営から通知された大会Discordサーバーに接続を行うこと
d. Discordサーバーのニックネームは登録選手名と同名に設定すること(Discord公式ページ)

11. 選手の集合

a. リーダー・サブリーダーは、大会運営が指定する時間にDiscord上のアナウンスを確認する。
b. 参加選手による日程およびタイムテーブルの変更は受け付けない。
c. 大会運営は、運営上やむを得ない場合には日程およびタイムテーブルを変更する。

12. 選手の欠場

 選手の欠場、もしくは失格などにより大会進行途中に出場可能なメンバーが5名を割ってしまった場合は不戦敗となる。

13. 再試合の判断

13.1 再試合の原則

 原則的に全選手が大会用のカスタムロビーへ入室を行い、正常にロードが完了し操作が可能となった段階で試合は有効となる。
a. 大会形式毎に定められた以下【再試合申請可能ケース】に当てはまり、大会運営がユーザーによる再試合の申請を受理した場合にのみ再試合を行うことができる。
   ⅰ. チームは各マッチごとに【1回までの再試合申請権利】が与えられる。
   ⅱ. 再試合の原因となったチームは該当するマッチの【再試合申請権利】を消費する。
   ⅲ. なお、原則的に再試合時には【出場選手、もちもの、バトルアイテム、ポケモン】の変更はできない。
b. 原則として次のマッチが既に進行している場合、マッチを遡り勝敗の変更を行わない。

13.2 再試合申請可能ケース

 対戦ルール（「第4項」参照）及び、その他大会運営の定めるルールに則らず試合が実施され、その状況が明確かつ客観的に確認できるスクリーンショットが提出できる場合に再試合の申請は可能となる。

a. 人数が不足した状態又は、登録外メンバーがいる状態で試合が開始された場合
   ⅰ. 選手による判断が難しい場合を除き、ホストチームが確認を怠ったことなどを理由に同様の行為を同一マッチ内で2回行った場合、当該チームは敗北となる。
b. 大会用のカスタムロビーを使用せず、試合が開始された場合
   ⅰ. 同一マッチ内で2回誤ったルーム設定にて試合が開始された場合は、ルーム作成を行った（ホスト）チームの当該試合を敗北とする場合がある。
   ⅱ. ルーム作成チームは2回目のルームが正しい設定で行われていることを証明するために、ルーム設定がわかるスクリーンショットを提出できるようにしなければならない。
c. 再試合時に【出場選手、もちもの、バトルアイテム、ポケモン】の変更を行った場合
   ⅰ. 当該チームは各マッチごとに与えられる【1回までの再試合申請権利】を消費し、再試合の申請を行うことができる。
   ⅱ. 既に再試合の権利を消費していた場合、原則として当該チームはその当該マッチを敗北となる。
d. チーム内の選手が一人でも10分間の対戦マッチ移行時のロードを正常に完了しなかった場合
    ⅰ. 同一マッチ内でロードを正常に完了しなかったことを理由とする再試合は、各チーム1回のみ可能とする。

13.3 再試合の申請方法

 再試合申請時に選手はDiscord上で大会運営へ以下必要情報の提出を行わなければならない。
a. 問題内容の報告
b. 問題箇所（「4.3 マッチ形式」参照）が明確かつ客観的に確認できるスクリーンショット

・誤ってドラフトモードで対戦が開始された場合のスクリーンショット例

・誤ってもちもの、バトルアイテムのグレードがMAXになっていない状態で対戦が開始された場合のスクリーンショット例

c. ホーム（下記の画像に示す範囲）の赤円の内側から出ていないことが分かるスクリーンショット
   i. 意図的な操作の痕跡が確認できないこと
   ⅱ. 対戦相手の報告と申請チームからの報告内容の矛盾が発見/確認されないこと

 証拠が無い状態かつ対戦相手の同意を得られない申告は無効となる場合がある。
 対戦相手の報告により、虚偽の報告であると判明した場合、当該チームは失格となる場合がある。
 大会運営の判断に対し、選手が正当な理由なく異議を述べ、大会進行を妨げた場合には、大会運営は当該選手に後述の大会ルールに定める罰則を科す場合がある。

13.4 再試合に関する注意事項

a. 大会運営の定める対戦ルール（「4.3 マッチ形式」参照）に則らず実施された試合/マッチで、チームが【再試合申請権利】を所持していた場合であっても再試合の申請を受け付けない場合がある。
b. 大会運営は選手から再試合の申請を受けた場合に再試合についての判断を行う。
c. 再試合の申請が正しく行われない場合には原則として試合を有効とする。
d. 安全上許容できないリスク（天災や災害など）や致命的な不具合（ゲーム進行ができない状況など）が発生し、試合の続行が不可能となった選手がいる場合には当該選手またはチームは大会運営に直ちに報告を行わなければならない。
e. 大会運営は、再試合の申請を乱用したプレイヤーに対し、罰則を科すことができる。
f. 配信マッチで問題が発生した場合、大会運営はその当該マッチに関して、協議の上で独自の判断で裁定を下す権利を持つ。

14. プレイヤーに期待される事項

a. ロビーオーナー側（チームリーダー権限を持つ選手が所属する）チームは試合を開始する権利を持つと同時に、以下項目を確認しなければならない。
   ⅰ. ロビーに存在する全ての選手のトレーナー名が大会サイトに登録されたものと一致していること。
   ⅱ. 正しい設定でロビーが作成されていること。
   ⅲ. 大会運営からの連絡に目を通していること。
b. ゲームに支障をきたすような問題が発生した場合、プレイヤーは直ちに大会運営に連絡し、可能な限り試合を続行しなければならない。
大会運営はその問題を調査し、適切な対応を決定する。
c. 大会運営へ何らかの報告及び異議申し立てを行う場合は、証拠として問題箇所が確認できるスクリーンショットを撮影し直ちに提出しなければならない。
d. 試合に参加している選手は残り時間が8:30を切った時点で対戦相手を試合内で正しく確認できなかった場合、不具合があった可能性があるためDiscordを確認すること。
e. 再試合の申請が可能な状況を除き、原則的に通信の切断や端末の動作不良などを理由に試合の続行ができなくなった選手がいた場合でも、試合の停止、再試合は行わない。
   ⅰ. 当該選手は自身で試合への復帰を試みなければならない。
   ⅱ. 試合の続行が可能な選手は可能な限り試合を続行しなければならない。

15. 対戦環境

15.1 端末・インターネット環境

 選手は用意する端末、インターネット環境に対して責任を負うこと。

16. 罰則

a. 選手が大会ルールに違反したと大会運営が判断した場合には、大会運営は選手に対して以下に定める罰則を与えることができる。
   レベル1：当該選手およびチームに対する警告
   レベル2：当該選手が所属するチームの試合の敗北
   レベル3：当該選手が所属するチームのマッチの敗北
   レベル4：今後の公式大会への1ヶ月間の出場禁止処分
   レベル5：今後の公式大会への3ヶ月間の出場禁止処分
   レベル6：今後の公式大会への6ヶ月間の出場禁止処分
   レベル7：今後の公式大会への永久的な出場禁止処分
b. 大会運営は悪質さ、影響の大きさなどを総合的に考慮し該当レベル以上、以下の罰則を決定する権利を有する。
c. 大会運営は与えた罰則について公式ウェブサイト上などで当該内容を公表する場合がある。

17. 禁止事項

 以下に該当する行為もしくは「Pokémon UNITE行動規範」（https://www.apppokemon.com/pokemon-unite/chat/chat001/jp/ ）に定める不適切な行為、またはそのおそれのある行為を禁止する。大会運営は禁止事項に該当する行為に対して、大会運営単独の裁量で罰則を科す。

17.1 大会規約

a. 大会規約にて指定された、マッチ形式に従わないこと。
   i. レベル1~3の罰則を状況により判断し科す
b. 大会規約にて指定された、再試合の判断に従わないこと。
   i. レベル1~3の罰則を状況により判断し科す

17.2 非道徳的な振る舞い

a. 差別的、憎悪的、わいせつ、身体的に危険な、犯罪的、違法、その他好ましくない行為（不正行為等）に関与又は奨励すること。
   i. レベル1~7の罰則を状況により判断し科す
b. 不道徳行為、非紳士的行為。
   i. レベル1~3の罰則を状況により判断し科す

17.3 不正プログラム及びその疑い

 不正プログラムは、容易に判断可能な場合は大会運営スタッフが確認次第、該当チーム／プレイヤーを大会失格とし、後述の大会ペナルティを科す。
 即座の断定が難しい場合、大会進行が長時間に渡って停止する可能性があるため、大会進行を優先し大会途中での裁定は行わないものとする。
 大会終了後に証拠（動画等）の提出を含めた受付を行い、提出された証拠を含めて大会運営が検証及び判断を行い、状況に応じて罰則を科す。
 また、検証対象は大会中のプレイに限られるものとする。

a. 許諾されていない第三者のソフトウェア又はその他の技術的方法（ボット、Mod、ハッキング及びスクリプト等）を利用して、本タイトルのアプリケーション等に改ざんを加えること。
   i. レベル5~7の罰則を状況により判断し科す
b. 本タイトルを運営するサーバーに、誤作動、バグ、その他の不具合を発生させ得る行為。
   i. レベル1~7の罰則を状況により判断し科す
c. 多数のデバイスに、過剰かつ不必要に本タイトルのアプリケーションをインストールすること。
   i. レベル1~7の罰則を状況により判断し科す
d. 不正のプログラム、ツール、アプリ、その他名称等の如何を問わず、本タイトルの不正な利用を目的としたプログラム等を開発すること。
また、そのようなプログラム等を他者に提供し、又は、利用させること。
    i. レベル5~7の罰則を状況により判断し科す
e. 本タイトル上のデータの改変（データの改ざんを含む）、修正、翻案、二次的著作物の作成、逆コンパイル、逆アセンブル若しくはリバースエンジニアリング、又はこれらに類する行為。
    i. レベル1~7の罰則を状況により判断し科す
f. 上述の各行為を他者に行わせる、又は、他者に行うように働きかけること。
    i. レベル1~7の罰則を状況により判断し科す
g. 他者が上述の各行為を行う際にこれを補助し、又は、容易にするような行為。
    i. レベル1~7の罰則を状況により判断し科す
h.エミュレーターを使用して、大会参加を行うこと。
    i. レベル2~7の罰則を状況により判断し科す

17.4 大会進行の妨害

a. 試合中の故意の回線切断、クライアント終了をすること。
    i. レベル3~6の罰則を状況により判断し科す
b. 大会運営の本大会運営上必要な指示、要請に従わないこと。
また、本大会の運営を意図的に妨害すること。
    i. レベル1~5の罰則を状況により判断し科す
c. 大会運営の本大会運営上必要な質問に適切に回答しないこと。
また、大会運営に虚偽の申告をすること。
    i. レベル1~5の罰則を状況により判断し科す

17.5 その他

a. 反社会的勢力（暴力団、暴力団構成員、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動標ぼうゴロ、政治運動標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団等またはこれらに準ずるもの）、または、反社会的勢力と密接な関係を有する者と関係すること。
    i. レベル7の罰則を科す
b. 別の選手のアカウントを利用して出場すること（替え玉行為）。
    i. レベル2~5の罰則を状況により判断し科す
c. 手抜きプレイや意図的な敗北の働きかけなどを行うこと（八百長行為）。
    i. レベル2~5の罰則を状況により判断し科す
d. 対戦相手、他の選手、第三者との間で、試合内容に関して何らかの約束をすること。
    i. レベル2~5の罰則を状況により判断し科す
e. SNSにおいて、本大会および本タイトルの信用を失わせるような言動を行うこと。
    i. レベル1~7の罰則を状況により判断し科す
f. 大会運営の許可なく、一般に公開されていない大会情報を公開すること。
    i. レベル1~7の罰則を状況により判断し科す
g. 大会運営の許可なく、大会運営が管理する連絡手段を用いて特定企業や商品のPR活動を行うこと。
    i. レベル1~7の罰則を状況により判断し科す
h. あらゆる人物による大会を用いた賭博行為を行うこと。
    i. レベル4~7の罰則を状況により判断し科す
i. 第三者を利用して上記項目及びそれに準ずる行為を行うこと。
    i. レベル4~7の罰則を状況により判断し科す

j. 試合に出場していない選手が、試合に参加している選手とコミュニケーションを行い、試合内容を有利にすること。(コーチング)
    i. レベル1~7の罰則を状況により判断し科す

18. 一般規定

18.1 免責事項

 ゲーム及びゲーム機器等のトラブルや天災等のやむを得ない事情が発生した場合、大会運営は試合及び本大会を延期・中断する場合がある。
 大会運営の責任によらない不可抗力による本大会の延期・中断によって生じた損害や不利益について、大会運営は選手に対して一切の責任を負わない。
 また、選手間で生じたトラブル、選手が大会ルールに違反したことにより生じた損害や不利益について、大会運営は一切の責任を負わない。

18.2 個人情報の取り扱い

 個人情報は、本大会の運営目的に利用され、本大会の運営委託先である株式会社JCGが規定する株式会社JCGが規定するプライバシーポリシー（株式会社JCG：https://jcg.co.jp/privacy-policy ）、共催である株式会社ポケモン・日本テレビ放送網株式会社が個人情報を扱う場合には同社のプライバシーポリシー（株式会社ポケモン：https://www.pokemon.co.jp/privacy/ 、日本テレビ放送網株式会社：https://www.ntv.co.jp/pim/ ）に則って取り扱いを行う。トレーナー名及びメールアドレス、在籍する教育機関名を大会運営および大会運営の委託を受けた第三者が作成する動画、ウェブサイト、本大会関連の広報物、報道ならびに情報メディア、2024年8月4日(日)に開催される「全国高校ポケモンユナイト選手権大会 2024オフライン全国大会」に向けた連絡において使用される可能性があることを了承するものとする。
 大会運営は、本大会を通じて取得した個人情報を、本大会と、これに関連するイベントの運営や連絡にのみ利用し、それ以外の目的では利用しない。

18.3 秘密情報の保持

 選手は以下の項目の情報を除き、大会運営の許可なく大会運営との契約を通じて知り得た秘密情報を公開してはならない。
また、本契約の履行以外の目的で使用してはならない。
a.選手が独自に開発した情報
b.取得した時に、既に公知となっていた情報
c.取得した後に、選手の責によらず公知、公用となった情報
d.正当な権利を有する第三者から守秘義務を負うことなく開示をされた情報
本条の規定は、本大会終了後も有効に存続するものとする。

18.4 肖像権、パブリシティ権

 選手は参加中の肖像・ゲーム内の名前及びプロフィール登録情報や在籍する学校名などの情報が大会運営が作成するウェブサイト、大会関連の広報物、報道並びに情報メディアにおいて、今年度並びに来年度以降も使用される可能性があることを了解し、付随して運営事務局及び大会関係者が制作する印刷物・ビデオ並びに情報メディアなどによる商業的利用を承諾し、これにつき、肖像権、パブリシティ権、その他の権利を行使しないものとする。

19. 大会規約の変更

 大会運営は大会ルールを変更する権利を有する。
 大会運営は大会ルールを変更する際には各チームに通知を行い、公式ウェブサイト等の手段で告知する。
 変更後の大会ルールは前項の告知の時点から発効する。

20. お問い合わせ

 本大会に関するお問い合わせ：https://help.j-cg.com/faq
 対応時間：10:00〜19:00(平日)
※土日祝にお問い合わせいただいた内容は翌営業日以降にて回答させていただきます。
※ご意見・ご要望や「本WEBサイト・本大会」と関係のない内容などに関しては、回答を差し控えさせていただきます。

附則

2024年5月7日(月)：本大会ルール第1稿を規定し実施する。